魔法のような存在

それは、いつからか無くてはならない存在になっていた。

わたしは気分の浮き沈みがとんでもなく激しくて、自分でもコントロールできないし予測も出来ない。

だからわたしの旦那ちゃまは本当に慌ただしい毎日を過ごしていると思う。

さっきまで笑っていたのに突然不貞腐れて無言になることなんて日常的にある。

ましてや今は妊娠中でホルモンバランスが乱れやすいせいで、不安定さは増している。

すぐ泣きたくなる。涙腺が緩んでいて涙が出やすいし、過剰に物事を悲観して捉えてしまうから毎日泣きたくなったりする。

でも、そんな時は旦那ちゃまに甘えるのが一番。甘え方がへたっぴなのが玉に瑕だけど…

わたしのことがどれだけ好きなのか、特別なのかを長々と語ってもらえたらそれだけで気持ちが晴れる。

めんどくさい女だと自覚はあるけど、直らないからこんなわたしを許してほしい。

わたしは優しくてわたしを想ってくれる旦那ちゃまが大好きだ。

魔法の存在。