今日は何の日?なんでもない日
わたしの旦那ちゃまはやりたい事がたくさんある人だ。
今はふたりでベットに入って、隣でマンガを読んでいる。アニメ、ワンピース。
数年前からすごくハマっていて主人公のルフィに憧れているらしい。
かっこいいシーンや名言などを随一教えてくれる。(いちいち教えてくれる)とにかく趣味(?)が多いけど、それらは全部家の中でできること。むしろ机の上でできること。だからいつも隣にいる。
”見て見て”とか”うわぁ〜すげぇ”と言ってわたしにも一緒に感動してほしいみたいだ。子どもみたいで可愛い。少年のまま、純粋で汚れを知らない人。
ドアは開けたら閉めてほしいのに、中途半端に開けっ放し。
ここのドアは暖かい空気を入れるために開けっ放しにしてね。と言ったとこはきちんと閉める。
手が汚れたらズボンか服で拭く。
出したら出しっ放しで、あれがないこれがないと探し回る。
これらの事は1.2回は口に出すがその後は目についてもわたしは注意したり口に出したりしない。ちょっと笑ってわたしが閉めたり開けたり、片付けたり。たまに、そこ閉めてきてと言うくらい。
夢中になってナノブロックを組み立てたり、ミニ四駆を作ったり、フィギュアを並べたり、マンガを読んだり、ゲームをしたりする姿はとても可愛くて、
旅行の計画を立てたり、月々の家系の計算をしたり、育休や赤ちゃんのこと、わたしの体調を調べたりしている姿はとても頼もしい。
少しだらしないくらいが愛おしいし、わたしも息が詰まらなくていい。完璧に何でも一人で出来てしまう人にわたしは必要ないから…とは言ってもわたしにできる事は料理を作って、ドアを閉めて、ゴミを集めて、片付けをちょっとして、一緒に感動して、静かに横顔を見守ることくらいだけど。
それだけで、こんな扱いにくいワガママなわたしと一緒にいてくれるのだから旦那ちゃまの心はとてつもなく広くてそれでいて真っ白なんだろう。
いつまでも少年のような、真っ白な心でわたしの隣にいてほしい。
子どもが生まれてパパとママになっても、ふたりの瞬間(とき)は男女になって名前で呼びあって、少年の心のままの姿をわたしだけに見せていてほしい。
やりたいこと、好きなだけしていいからいつも隣にいてね。そしたらそれだけでわたしは安心出来るから。
いつもありがとう。
なんでもない日の日常的な想い。